横須賀のくせ毛ショート～ボブ・縮毛矯正・メンズが得意な美容師
aseiです^^
みなさん、一度は言われた事があるのでは無いでしょうか？
お家でちゃんとドライヤーを使って髪の毛乾かしてますか？
ちゃんと乾かしている方もいますが、やはり乾かさない事が多い方もいらっしゃいます
今回は、この記事を読んでくださった方が明日(今日)からちゃんと乾かそうと思っていただけるように解説をしていきます！
1. なんで髪の毛を乾かさなきゃいけないの？
髪の毛乾かすの大変だし、夏は暑くて汗かいちゃうし、普段はほとんど自然乾燥です
わかります、髪の毛が長い方や多い方は特に大変ですよね
では、なぜ乾かすことをほとんどの美容師が推奨しているのでしょうか？
1つ目の理由は、髪の毛が濡れているだけでダメージの進行が起こってしまうためです
えー！ドライヤーの熱ダメージの方が心配だけど、、、
ドライヤーの性能にもよりますが、髪の毛に近づけ過ぎや一箇所にずっと当てるなど、オーバードライ(乾かし過ぎ)に気をつけてもらえればそんなに問題ないですよ
まず、水を含んだ髪の毛はいわゆる膨潤といって少し膨らんだ状態になります
その際に、キューティクルが押し広げられることと浸透圧により、髪の毛内部の栄養やカラーの染料などが流出してしまうことに、、、
イメージしやすいように例えるなら、塩っぱいキュウリの塩漬けを真水に長時間さらしておくとどうなりますか？
塩分が抜けて薄味になりますよね？それが浸透圧による成分の移動です
それと同じような事が濡れた髪の毛でも起こります
濡れている時間が長いほど比例してダメージは進行してしまいますので、プールによく行く方やサーファーの方々の髪の毛を見ると髪の毛の色が明るい人が多く、毛先が金髪のようになってしまっている方もいますよね
せっかく染めたカラーの褪色が早いのはそれが理由だったのかなぁ
実際に染めた直後の自分の髪の毛を、約1ヶ月間ドライヤーを使用せず自然乾燥のみで過ごしてみて、普段ちゃんと乾かしている時とカラーの褪色スピードを比べてみた事がありますが、その差は歴然でした(カラーのレシピなどの条件は同じです)
あっという間に色が落ちてビックリしました
お風呂を上がったら出来るだけ早く乾かし始めることをオススメします！
2. 濡れたまま寝るのはいけないこと？
濡れてる時間が長いほどダメージが進んでしまうのはなんとなくわかったけど、乾かすのがめんどくさくて半乾きで寝ちゃうこともあるんですよね
寝る前にお風呂に入る方など、途中で力尽きてしまうことありますよね
実は、濡れたまま寝てしまうことは理由その1に加えさらに髪の毛にとって良く無いのです
2つ目の理由は、濡れている髪の毛に物理的ダメージが加わってしまうこと
濡れている髪の毛は、水を含み強度が落ちている状態
ブリーチしている髪の毛やダメージの強い髪の毛だと、濡らしたらテロテロになって引っ張ったら伸びるほどに。
膨潤してキューティクルの防御力も落ちている状態で、布製の枕に寝返りを打つ度に髪の毛は擦れてしまい、損傷してしまいます
損傷がひどいと、パサパサ・チリチリになってしまったり、切れ毛の原因にも
キューティクルは一度剥がれてしまうと再生はしないため、注意が必要です
また、寝汗などで髪が濡れて枕に擦れて傷んでしまっている方や、どうしても乾かしきれない方などは、枕のカバーをシルク製などのツルツルした摩擦の少ないものを使用すると多少改善されます。
でもちゃんと乾かす意識は忘れないでくださいね
3. ダメージ以外に他に理由あるの？
ダメージする事はわかったけど、まだちょっとめんどくさいなぁ
最後の理由はちょっとショッキングかもしれませんよ
3つ目の理由、それは頭皮環境が悪くなり痒みやできもの、フケなどの原因になります
想像してみてください。
湿度100％(濡れ髪)、高温(体温36℃前後)の環境を、、、
もはや高温多湿のアマゾンと同じ環境です
雑菌などが好んで繁殖する環境下なので、頭皮の免疫機能が低下していたり、傷や毛穴の詰まりなどにより様々な頭皮トラブルの原因と成り得ます
最悪、頭皮を健康に保ってくれている常在菌のバランスが崩れて、真菌(カビ)が繁殖してしまうことも、、、
カビ、、、！！
そうならないためにも、髪の毛と頭皮はしっかり乾かして寝るようにしましょう
4. まとめ
お風呂から上がったらなるべく早くドライヤーを使いしっかり乾かすことで、ダメージの進行を食い止め、カラーの褪色を抑え、パサつき切れ毛を防ぎ、髪の毛と頭皮を健やかに保つ事ができます
良い事しかない、、、！
頑張って乾かしてみようかな
毎日ちゃんと乾かす事がホームケアとして、とても大切です
美髪は1日にしてならず。
髪の毛は手間をかけた分だけちゃんと綺麗になっていくので、頑張ってみると良い事あるかもしれませんよ♪
それでは^^
